歯並びのお悩みは、全身の健康と心の健康に影響します。
当院の矯正治療では、見た目と機能の両方を改善し、心身ともに健康になることをめざしています。
矯正治療で歯並びを整えると、見た目の美しさが得られるだけでなく、かみ合わせの良さや歯磨きのしやすさなどから、むし歯や歯周病予防にもつながります。
ワイヤーを通すために歯に装着するブラケットを透明なものにしたり、白いワイヤーを使用したりすることで、ワイヤー矯正でも目立つことなく行うことが可能です。
当院ではマウスピース矯正の症例を多く取り扱っていますが、マウスピース矯正も万能な方法では無いため当然メリットだけでなくデメリットもあります。
ワイヤー矯正の方が適している場合や、ワイヤー矯正を希望されている方は一度無料相談や、検査に来ていただき直接お話をさせていただければと思います。
また、ワイヤー矯正ご希望の方は専門の歯科医師が担当します。当院では専門の歯科医師が非常勤のため、来院のご都合を合わせていただくようなお願いをさせていただく場合がありますのでご了承ください。
まずはカウンセリングでお口や歯並びのお悩みをうかがい、お口の状態をチェックします。
そして、想定される治療方法や期間、費用などをご説明します。
疑問や不安なことがありましたら、どんな小さなことでも結構ですので、遠慮なくお話しください。
レントゲン撮影、お口の中やお顔の写真撮影、歯型取りなどを行います。
撮影した画像などは、モニターに映し出して患者さんにご確認いただきながらご説明します。
精密検査の結果をもとに、治療計画や期間、費用、治療上の注意点などのご説明をいたします。疑問や不安が残っていれば、このタイミングでもご質問ください。最終的に治療計画に同意していただきますと、次回より矯正治療をスタートします。
患者さんの歯並びやご希望に合った矯正装置を装着して、かみ合わせのバランスを考慮しつつ、少しずつ歯を動かしていきます。
症状や装置により異なりますが、3週間~1ヶ月を目安に、装置の調整のためにご来院いただきます。
装置を装着すると歯磨きがしにくくなり、むし歯や歯周病になりやすいため、同時に歯磨き指導や歯のクリーニングも行います。
歯が目標の位置まで移動したら、矯正装置を取り外します。
装置を外すと歯は少しずつ後戻りしてしまうため、それを防ぐために保定装置を装着して歯列を安定させます。
保定期間も患者さんによって異なりますので、保定開始時に詳しくご説明いたします。
保定期間終了後もきれいな歯並びを維持できるよう、定期的なメンテナンスを続けていきましょう。
「8020運動」とは、1989年から厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「80歳になるまで20本の歯を保とう」という運動のことです。
20本以上の歯が残っていれば、固いものでもほぼ満足に噛むことができると科学的に証明されているためです。
この運動の開始後、80歳以上で20本以上の歯を保っている方のお口を見ると、8割以上の方が歯並びもきれいだという結果が出ています。
むし歯や歯周病の予防はもちろんですが、歯並びがよいことで、かみ合わせの力が均等にかかり、歯を失うリスクが軽減されることが証明されました。
80歳になってもおいしく食事ができるように、今から歯並びを整えてみませんか?