「第2の永久歯」ともいわれる義歯、インプラント。天然歯と同じようなしっかりとした噛みごこちや自然な見た目を再現することができます。
歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着。顎に直接固定するため、天然歯のように噛むことができ、入れ歯が合わない、噛めないという方にもおすすめです。
インプラントは天然歯と同じくらいの力が加えられるので、硬いものでもしっかりと噛むことができます。
セラミック製の人工歯は、天然歯のような透明感と白さを再現することができます。他の歯になじみ、義歯であることを気づかれません。
インプラントは独立してしっかりと噛むことができるため、ほかの歯に負担をかけることがありません。そのため、残った歯を健康な状態で守ることができます。
ブリッジは隣の歯を削って土台を作るため、健康な歯を削ることになります。
インプラントなら、健康な歯に影響を与えることなく、治療が可能です。
入れ歯は、毎日取り外して清掃しなければいけません。インプラントは天然歯と同じようにしっかりとブラッシングするだけで、お手入れが簡単です。
当院では、日本のインプラントメーカー「京セラ FINESIA(ファインシア)」を採用しています。1978年に初の国産インプラントシステムを発売して以来、40年以上にわたって実績を重ね、多くの歯科医院で採用されています。
人工歯根を埋入する場所の顎の骨量が少ない、または骨が薄すぎるという方は、インプラントを支えられないために治療を断られるケースがあります。他院でインプラント治療を断られた方にも、当院は再生治療をはじめとしたさまざまな治療法をご用意しています。あきらめずに、ぜひ当院までご相談ください。
精密検査では、型取りやレントゲン・CT撮影を行い、インプラントを埋入する部分の顎の骨の厚みや量を詳しく調べます。また、インプラント治療は外科手術を伴うため、全身状態の問診も行います。
検査の結果、インプラント治療が可能と判断した場合は治療計画などをご提案し、手術日を決定します。
疑問や不安なことがあれば詳しくご説明いたしますので、何でもお尋ねください。
局所麻酔を使って、歯ぐきを切開して人工歯根の埋入手術を行います。個人差がありますが、3~6ヶ月程度で人工歯根と骨が結合します。
人工歯根が骨と結合したら、歯ぐきを切開して人工歯根の上部を露出させます。そこに、人工歯根と人工歯をつなぐ「アバットメント」という部品を装着します。
お口と歯の型取りを行い、人工歯を製作します。人工歯には、セラミックやジルコニアなど審美性に優れた素材をご用意しています。
まずは仮歯を装着して、かみ合わせを微調整しながら、自然な噛み心地へと近づけていきます。
二次手術で切開した傷が完治したら、人工歯を取り付けます。かみ合わせなどに不具合や問題がなければ、インプラント治療はこれで終了です。
治療後は、メンテナンスを行っていきます。インプラントはメンテナンスを行うことで、寿命を長くすることが可能です。
ご自宅での適切な歯磨きなどの「セルフケア」と、定期検診やクリーニングなどの「プロケア」をしっかり続けていきましょう。
当院ではメンテナンスを継続している患者さんに限り、5年間の保証を行っております。