★ 土曜午後は13:30~ 休診日 木曜・日曜・祝※ 祝日のある週の木曜日は診療
● 歯の痛み
● 歯に黒い点がある
● 歯の表面に小さな穴があいている
● 冷たいものを食べると歯がしみる
むし歯は、早く見つけられると治療が軽く済みます。
「むし歯」とは、お口の中にいる細菌が作り出した酸によって、歯のリンやカルシウムが溶かされ、穴があいてしまう感染症の病気のことです。 穴があく前の初期段階であれば元の状態に戻せますが、歯と歯ぐきの境目が白くなったり、歯の表面が茶色に変わったりするくらいで、なかなか自分では気づけません。 痛みを感じたり歯がしみたりするなどの自覚症状が現れる頃にはむし歯が進行しており、歯を削る治療が必要になるケースがほとんどです。 また、むし歯の治療をしたあとも、詰め物や被せ物の中にむし歯菌が入り込み、再発してしまう可能性も。 そうなると、また歯を削ることになるため、治療を重ねるたびに歯が減ってしまい、弱く脆くなっていきます。 歯をむし歯から守るためには、早期発見、早期治療がかかせません。 そのため、自覚症状がなくても歯科医院で定期検診を受けることが大切です。
食べたり飲んだりしたものに含まれる糖分をエサに増殖した細菌は、歯に付着して歯垢を作ります。 歯垢の中で細菌は糖質を分解して酸を作り出し、歯垢に接している歯の表面のエナメル質を溶かします。これが「脱灰」です。 ここで活躍するのが唾液です。 唾液は酸を中和し、溶けだしたリンやカルシウムを元に戻す「再石灰化」の役割を果たします。 健康なお口の中では、「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されており、これらのバランスが保たれていれば、むし歯にはなりません。 しかし、歯磨きなどのお口のケアがおろそかになると、お口の中に糖が残って細菌が増え、バランスが崩れて「脱灰」に傾き、むし歯が進行してしまうのです。
むし歯は、早期発見ができれば、身体的にも経済的にも軽い負担で治療が可能です。 自覚症状がなくても、むし歯に感染している場合があり、痛くなってから歯医者に行ったのでは、すでに進行していることが多いです。 当院では、患者さんのお口の健康を守るために、定期的な通院をおすすめしています。 患者さん一人ひとりのご希望をしっかりおうかがいし、ご納得いただける治療をご提案いたします。 お口のかかりつけ医として、一緒にお口の健康管理をしていきましょう。 お口のことに関するお悩みや質問など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。